島村楽器 吉祥寺パルコ店 シマブロ

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堀マスのWaves Goldマスター第1回イコライザー編

目指せ! Waves Goldマスターへの道!

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こんにちは!吉祥寺店デジタル機材担当の堀(ほり)です!
機材が大好きがゆえに2LDKの部屋を一人暮らしの部屋に選んだ堀マスター!
つまり、堀マスです!

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さて、Wavesというメーカーから出ている、Gold をご存知でしょうか?

音楽制作の中では、ボーカル・ギター・ベース・ドラムス……、
様々な楽器の音が混ざり合います。

私たち聴いている音楽は、それぞれの音を様々なエフェクターを通して調整をしています。
それをしていない場合、それぞれの楽器の音のバランスが悪くきこえたりします。
音楽を作っていて、プロみたいな大きくてキレイなサウンドにしたいとお悩みではないですか?

Waves Goldには、そんな問題を解決する、それぞれの楽器の音を調整するための
色々なエフェクターが集まったものなのです。

そうはいっても、中に入っているものが何なのか、どう使うものなのか。
一見するだけではわからないと思います。

『目指せ! Waves Goldマスター』では、Waves Goldに入っている
プラグインを種類に分けて簡単にご紹介していきます。

今回はイコライザー編ということで、早速ご紹介をしていきましょう。

イコライザーってなに?

イコライザーとは「特定の音の高さ(周波数帯)の音量を調整するもの」です。
楽器の特定の音の高さを強調したり、逆に削ってやることで音をスッキリさせたりして、
音作りなどにも使われます。

ミキシングでは音作りだけではなく、他の楽器と重複していて音が濁ってしまっている場合に
使用をし、全体がクリアに聴こえるように使います。

これから複数のイコライザーを紹介しますが、なぜいくつも同じ機能を持ったエフェクター
あるかというと、それぞれの機種によって、音の処理に異なるクセがあるからです。

同じような音の処理をした場合でも、使うイコライザーの種類が違えば仕上がる音が違います。

ミックス全体を通した音作りを狙う場合などには、使用するイコライザーの種類を何にするか
選んだうえで音の処理をすると良い仕上がりになります。

イコライザーの種類

イコライザーは2種類に大別されます。
グラフィックイコライザーパラメトリックイコライザーの2つです。

グラフィックイコライザー(通称:グライコ)

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グラフィックイコライザーは、ライブPAなどの現場で使用されることが多いです。
用途としては、音質の最終調整を目的とした音の細かな補正です。

音の細かな補正を目的としているので、調整できる音の高さの幅(バンド幅)が狭く
そのため調整することのできるフェーダーの数(バンド数)が多くなります。

例えば、スピーカーから出る音がキンキンしているというときに、
問題となっている音の高さの部分の音量を下げてやることで聞き取りやすい音にするといった
スピーカーによって異なる音の出方に合わせた音の補正です。

また、ライブで「ボーーーー」といった音や「キーーーーン」といったハウリングと呼ばれる
邪魔な音が出ないよう、事前に邪魔な音が出やすくなる音の高さの部分の音量を下げることで
トラブルの回避などのためにも使われます。

しかしながら、こういった機材を使用して音の補正をかけすぎてしまうと
音質の劣化を招いてしまうこともあります。

パラメトリックイコライザー(通称:パライコ)

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パラメトリックイコライザーは、ミキシングやマスタリングで使用されることが多いです。

グラフィックイコライザーが、調整するバンド幅が固定されているのに対して
パラメトリックイコライザーは自分でバンド幅を調整することができます。

「周波数(Frequency)」「補正値(Gain)」「帯域幅(Q)」の3つのパラメータを操作して
音の補正を行っていきます。

パラメトリックイコライザーでは、積極的な音作りを目的に使用されます。

複数の楽器の音をひとつにまとめるときに、必要な箇所以外の音をバッサリとカットしたり
逆に目立たせたい箇所をブーストさせたり、やり方は様々です。

ただし、その楽器の魅力となる音を撮ることができていなければ、目立たせることもできません。
レコーディングでしっかりと狙った音を録らなければいけません。

Waves Goldに入っているイコライザーは5つ!

Waves Goldに入っているイコライザーは5つあります。

Q10 Equalizer

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これはWavesを代表するデジタルイコライザーです。
デジタルイコライザーの多くは4から6つのバンド数での処理となるのですが
Q10の場合は10バンドでの処理が可能です。

バンド数が多いので、より細かな音の処理ができるようになっています。

視覚的に音のどの高さを、どんな風に変化させているのかが分かりやすく
また細かなパラメータの変更に対しても正確に音の変化に結び付けてくれます。

なので、微妙な音質補正から非常に極端なフィルタまで自由自在に正確なコントロールができます。

Renaissance Equalizer

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これもWavesの定番イコライザーです。Q10がデジタルイコライザーなのに対して
こちらはビンテージのアナログイコライザーを基にしたイコライザーです。

アナログの特徴として、音をブースト(大きく)した時に倍音が付加されることであたたかみのある
独特なサウンドに仕上がります。

ソフトシンセの音と生音をなじませたりする時にも活躍します。

V-EQ3

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こちらのイコライザーは、Neveというメーカーが作り出した
2台のコンソールモジュール、1073と1066を再現したものです。

ミックス用の機材を語る上で、Neveというメーカーは外すことができません。
Neveについて語ると長くなりますので、今回は割愛させていただきます……。

ちなみに、Neve 1073はクローンのものも発売されていますが
Vintageの実機はいまでは数十万円で取引されている代物です。

60年代や70年代のリッチでクラシックなサウンドメイキングには、必須のイコライザーです。

V-EQ4

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Neveの人気の高い1081コンソールモジュールを再現しています。

クラシックな4バンドイコライザーには、細やかな高周波ブーストに加え、
ハイパス/ローパスフィルターを備えています。

また、ローミッド・ハイミッドの帯域選択ができるようになっています。


V-EQ3・V-EQ4ともに操作するパラメーターは、Q10やRenaissance Equalizerと異なり
ザックリと大胆に設定する仕様になっています。

なので、調整したい音の高さなどを直観的に、あまり迷うことなく、素早く決めることができます。
このイコライザーを通すことで魅力的なクセのある音に仕上がることも使われ続ける理由の一つです。

eMo Q4 Equalizer

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こちらのイコライザーは、ライブミキシングにおける高い実用性と汎用性を持つ、
4バンドのパラグラフィックEQプラグインです。

元々はeMotion LV1ライブ・ミキサーのチャンネルストリップに標準装備されている
イコライザーなのですが、そのイコライザー部分を抜き出して使うことができます。

ステレオモードでの使用時には左右のチャンネルをリンクまたは独立してEQを施すことができるので、
スピーカーやヘッドフォンの左右で異なった音の処理を施したいときなどに便利です。

Wavesを試してみたい方は、吉祥寺パルコ店まで!

ご案内したWavesプラグインで、気になるものはあったでしょうか?
島村楽器吉祥寺パルコ店では、CubaseやStudio One、SonarProTools、Liveなど様々なDAW上で、Wavesの全てのプラグインをお試しできます!
自分で作ったプロジェクトを持ち込んで頂いて、お試しすることもできます。


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気になることや使い方については、デジタル担当の堀までお問い合わせください!
ご来店お待ちしております!!

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